腎臓内科学からあらゆる人の未来に寄り添う

腎臓は、命を授かったその瞬間から一生を共に歩むパートナーです。単に尿をつくるだけではなく、多様な機能を持ち、さまざまな臓器とネットワークを形成することで、人体の恒常性を保つ重要な役割を果たしています。
その一方で、今なお多くの謎に包まれており、とても神秘的な臓器でもあります。

私たちはそんな腎臓の魅力を日々感じながら、「腎臓を診る」だけに留まらない医療を追求しています。臓器の枠を越えて全身を診る総合的な視点を持ち、患者さん一人ひとりの未来——その先にあるウェルビーイング——に想いを馳せることが、私たちの診療の根幹です。

腎臓内科学を起点に、あらゆる人の未来に寄り添い、「一人ひとりが健やかに暮らせる社会」の実現を目指す、それが私たちの仕事です。


山梨大学腎臓内科の魅力

● 幅広い多彩な診療を実践できる

慢性腎臓病の原因となる高血圧・糖尿病などの慢性期管理から、血液透析・腹膜透析を含む血液浄化療法、内シャント手術やカテーテル挿入術といった手技、そして腎臓病診断の要である腎生検まで——当科では、一つの専門領域で幅広い診療を経験できます。

さらに、身体所見・検査所見・腎生検の組織所見を統合し、「腎臓の過去・現在・未来を見通す」思考を磨くことができます。知識と技術の両輪を同時に鍛えられることが、腎臓内科の大きな魅力です。

● 分野横断的な経験・知識が得られる

腎臓は全身の臓器と密接に関わる臓器で、多くの場合、腎疾患だけにとどまらず、全身の様々な疾患を伴うことがあります。全身に思考を巡らせ、病態を考え、治療を組み立てることで、分野を超えた幅広い経験や知識を得ることができます。総合的な全身管理を目指す内科医にとって、腎臓内科は最良の選択肢の1つです。

● 実習・研修に関する評価(評価対象:2025/10~2026/5)

✦ 実習満足度(平均) 8.6 / 10 点、後輩への推奨度(平均) 8.4 / 10 点
 学生や研修医から高水準の評価を得ています。
 学生・研修医の声→「単なる見学ではなく、チーム医療の一員として参加できたことが良かった」「のびのびと発表することができた」
✦ カンファレンス評価 8.3 / 10 点
 学生・研修医がわかりやすく・参加しやすいカンファレンスを目指し、カンファレンス改革に取り組んでいます。
✦ 最も評価されている強み(上位3位)
 1. 医局員の人柄・医局の雰囲気(72件)
 — 「のびのびと発表できた」「責める感じでない質問の仕方」など、温かい雰囲気が好評を得ています。
 2. 分野・学問としての魅力(71件)
 — 腎臓内科そのものの面白さが高く評価されています。
 3. 実習・研修の指導体制(44件)
 — カルテ添削、カンファでの学生発表、国試・透析クルズスなど多彩な指導プログラムが評価されています。

● 心地よく、働きがいのある職場を目指して

当科では、「居心地よく、働き甲斐のある職場」を目指し組織文化・風土の向上にも取り組んでいます。その理由は、私たちが成長したり、最良のパフォーマンスを発揮したりするために、私たち自身が「健やかで、幸せであること(ウェルビーイング)」が重要であると考えているからです。
メンバーが互いをよく知れるような自己紹介企画や、気軽に話せる場づくりを通じて、職場内のコミュニケーションを育んでいます。
また、産休・育児休暇の取得しやすい環境や復帰後の時短勤務など、ライフステージに合わせた働き方を選べる体制を整えており、仕事も育児も諦めない人を、チームで支えています。


腎臓内科で働く人々


変えていく医療の未来。

CKD患者は高血圧・糖尿病の増加とともにこれからも増え続けることが予想されています。当科は目の前の一人の患者さんに向き合うことにとどまらず、やまなし減塩プロジェクトをはじめとするCKD啓発活動や山梨県のCKD診療体制づくりなど、社会全体へのアプローチにも力を入れています。

急速に変化する医療・社会の中で、腎臓内科という専門を軸に、診療・研究・予防医学を横断して挑戦できる場が、ここにあります。まだ私たちの挑戦は始まったばかり。山梨大学腎臓内科では、ともに挑戦するあなたを待っています。


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