蛋白尿・血尿などの尿異常所見
慢性腎臓病
急性腎障害
ネフローゼ症候群
慢性糸球体腎炎
膠原病や全身性疾患に関連する腎疾患
多発性嚢胞腎などの遺伝性腎疾患
電解質異常
高血圧や糖尿病などの生活習慣病
腎生検による病理組織診断
腎炎に対する免疫抑制療法
透析治療(血液透析、腹膜透析)の準備・導入・管理
血漿交換や血漿吸着療法などの血液浄化療法
腎移植の術前・術後管理
生活習慣病の管理
腎臓疾患、透析関連疾患、腎移植術後管理に対する専門的な検査・治療を行っています。
加えて、腎疾患の場合には他の疾患を合併していることが多いため、合併する生活習慣病(糖尿病や高血圧など)などの管理もいたします。薬物治療だけでなく、多職種の連携を通じた食事療法や生活習慣の指導も行い、トータルでサポートいたします。
月〜金曜日まで、1〜2名ほどの体制で診療を行い、通常の外来の他に、専門の医師による腎移植、腹膜透析の外来を設けています。
診察受付時間 | |
初診の方 | 午前8時30分〜午前10時30分 |
再診の方 | 午前8時30分〜午前11時00分 |
専門知識と経験を持った指導医、専門医と含むチーム医療体制を構築し、当科の医師が一堂に会するカンファレンスで、患者さまの症例や診療方針を検討することで、安全かつ質の高い医療の提供を実現しています。
症例数の多い腎生検、内シャント増設、lgA腎症に対するステロイド治療では、医療の質の確保・在院日数の短縮を目的としたクリニカルパスを積極的に活用しています。
その他にも、透析導入、腎移植前後の管理、多発性嚢胞腎に対するトルバプタン導入、腎炎の治療など多岐にわたります。
腎臓の替わりをする腎代替治療の選択にあたっては、医師だけでなく看護師やソーシャルワーカーなど様々な他職種のプロフェッショナルが関わることで、患者さま・ご家族さまと共に最適な方法を一緒に検討、サポートいたします。
私たち腎臓内科は、透析の事前準備・導入をスムーズに行い、質の高い透析治療を提供いたします。また、当科では内科の強みを生かした綿密な透析管理を行います。
治療の詳細については、下記「血液浄化治療部」からご確認ください。
山梨大学附属病院のHPからも、血液浄化療法部に関するご案内を行っております。合わせてこちらもご確認ください。
腎移植には「生体腎移植」と「献腎移植」があり、当院では両者に対応しています。私たち腎臓内科と泌尿器科が連携し、腎移植を行います。
移植手術は泌尿器科が担当し、当科はそれ以外の移植前の周術期の管理を担当しています。移植後は「移植外来」に通院していただき、治療を継続します。