より良い医療、
地域社会の発展を目指して。

臨床実習とは

臨床実習とは、医学部生が現場の医療チームの一員となり、研修医・専門医・指導医と共に診療にあたり、その過程で臨床医学を学ぶ方法です。公益財団法人 医療系大学間共用試験実施評価機構(CATO)によって、修得すべき知識と技能を有していると認定された医学生が、「臨床実習(医学)」という公的資格を得て、臨床実習に参加します。実際の臨床現場で患者さまに接することで、教科書や講義だけでは学ぶことのできない様々な経験を積むことができます。

地域医療の担い手をともに育てる

患者の皆さまに最適な医療を提供することはもちろんですが、次の世代を担う人材を育成することも、私たち大学病院としての重要な役割の一つです。

いまはまだ至らない点もたくさんあるかもしれません。しかし、10年後、20年後、さらにその先の未来の医療を支えるのは、いままさに臨床実習に参加する医学生たちなのです。患者の皆さま・ご家族さま、地域の皆さまにはどうかこの臨床実習の価値をご理解いただき、次の世代で活躍する医療の担い手を “ともに” 育てていただければと思います。